日産,部品に生産履歴

二次元コードを部品に使うなどして,自動車部品の詳細なトレーサビリティーを世界で展開するとのこと.エンジンをバラバラにしても構成部品それぞれの履歴を管理できる体制が確立されれば,部品の管理がしやすくなり,再利用性が高くなる.食品のトレーサビリティーはよく話題に上るが,自動車の部品といった生ものでないものにも利用されつつあることは知らなかった.盗難防止にも繋がるのではないだろうか.ただ二次元バーコードはICタグとは異なり,直接二次元バーコードをキャプチャして画像処理しなければならないため,少々手間がかかりそうだ.利便性をあげることが課題となるだろう.