偽造カード 引き出し限度額下げ

昨日の記事に続き,偽造カード対策の記事である.引き出し限度額を任意に設定ができるようになるよう検討するとのこと.銀行がようやく重い腰を上げ始めた.この動きは社会的責任というのもあると思うが,それよりも単に利益を考えた結果でもあると思う.東京三菱銀行が,より安全な生体認証システムを導入するに伴い,他銀行に差をつけた.これでは顧客をとられかねない.ということで,他銀行は,多額の設備投資をして顧客を維持しなければならない.安全であることが当たり前でなくなった今,安全であるということはそれだけで十分価値があるのである.