医療費抑制へ政策目標 骨太方針を閣議決定

骨太方針2005,社会保障改革について,給付費抑制に向け「医療費適正化の政策目標を設定し,必要な措置を講ずる」と明記したとのこと.日本は比較的低い負担で高い医療を受けることができる世界的にも珍しい医療システムである.好きな時に好きな病院へいくことができるフリーアクセスも日本の医療の特徴だ.高齢化が進み,このような特徴を医療費抑制を行わず維持しつづけるのは財政的に厳しい.医療は本質的に解決困難な問題を抱えているということも含め,まずは国民にしっかり説明し,理解を得ることからはじめるべきだろう.