自衛軍 海外派遣など 国会承認を明記

自民党の新憲法起草委員会は自衛軍の出動,派遣などで国会承認を義務付け,文民統制憲法上明確にしたとのこと.これと極端な逆の例を挙げると,自衛軍が軍事力を持ち,さらに政治的決定権を持つと他国に脅威を与えることになり,一気にアジア付近の緊張が高まるだろう.おそらく,「軍」と明記するため,この種の緊張が生じることを恐れたためシビリアンコントロールを明記したのではないか.さらに,明文化することによって,自衛軍の批判に対する反論の根拠となる「モノ」が出来るということも忘れてはならない.