東洋と西洋の人体の捉え方

東洋は人体を「一つの総合的なシステム」と捉えており,一方で西洋は人体を「各部品の集合体」と捉えている.東洋医学には漢方や気孔という考え方があり,西洋医学には対症療法としての薬品,臓器移植という考え方がある.
組織体としての企業の捉え方はどうなのだろう.日系企業は個人というよりかは会社という大きな枠組みを重視しているように思えるし,外資系企業はどちらかといえば個人を重視ということだし,ここに東洋と西洋の組織体の捉え方の共通点が見られるのではないか.
アメリカでのコンサルティングが成功したからといって日本で同じ事例に対するコンサルティングが成功するとは限らない.企業はシステムが主役ではなく,働いている人間が主役だからな.多国にまたがるSCMは実際どれくらい成功しているんだろうか.