問題

「○○○にあてはまる文字は何でしょう?」
おこし
につけ
たきび
○○○

以前友人に出題されたこの問題,「脳の癖」という観点からみると面白い問題だなぁと思う.我々の脳みそは「改行」を見るとどうやらそこを「単語としての区切り」とみなしてしまうようだ.すなわち,上記の問題は「おこし」「につけ」「たきび」「○○○」という4つの単語から構成されると無意識に認識する.(一行が短く,各行が意味のある単語として一瞬で認識できるという要因もあるだろうが.いやむしろこっちか?)すると「おこし」「につけ」「たきび」という単語間の法則性を発見し,「○○○」を導き出そうとする.となるとまったく解答が見えてこない.
ちなみに解答は「だんご」である.有名な桃太郎の歌詞の一部「おこし,につけ,たきび,だんご」→「お腰につけたきび団子」である.
こういう問題は問題作成者の意図を考えると人間の思考回路の癖が見えてきて面白い.