東芝 半導体投資最高に

東芝半導体投資額を2030億円にし,増産前倒しにするとのこと.デジタル景気の変調で半導体需要は振るわないが,2005年度下期以降は持ち直すと予想した上での判断だが,なぜ持ち直すと予想したのだろう.私の予想では,半導体は中国や韓国企業の製品の高性能化,低価格化がすすみ,日本企業は引き続き苦戦を強いられるだろう.他を寄せ付けない新しい技術,製品を開発することが出来れば別だが,実情はどうなのだろうか.東芝にはその判断を裏付ける競争力の源となる何かがあるのだろう.