三菱自動車 旧役員に13億円請求

三菱自動車は一連のリコール問題を巡り,3人の社長を含む7人の旧取締役に総額約13億円の損害賠償を請求する方針を固めたとの事.これら7人(もしかしたらもっと)が三菱自動車に与えた損害はお金に換算することはできない,「信頼の損失」という大きな損害である.自らの毒をすべて吐き出そうとする姿勢は評価に値するが,まだまだ厳しい状況は続くだろう.社員も新しい経営者もリコール隠しを行ってきたという事実とどう向き合っていくか.社員も会社に裏切られた思いだろうが,心機一転業績と信頼の回復に努め,三菱自動車を再建していって欲しい.