高齢者医療改革 窓口負担増 先行を検討

厚労省は高齢者医療改革を,一定以上所得がある高齢者の窓口負担を三割にし,75歳以上が入る新保険を創設する,という二段階で実施する構想をまとめた.高齢化がすすめば進むほど医療費は膨張していってしまうし,苦肉の策であろう.様々な策を講じているが一番効果があるのは窓口負担を増やすことであるし,私がじいさんになる時は4割とか5割になっていたりして.ただ,いつも国の支出としての医療費が単体で論じられているような気がするため,例えば25年度の国の歳出の中での医療費の割合などを具体的に提示し,医療費削減が国の財政に必要不可欠であるということを国民に示す必要があろう.