企業監査担当者 10年以上同じ会計士 70社

企業の会計監査を同じ公認会計士が10年以上担当している企業が70社あるとのこと.監査する立場が企業と癒着するようになってしまうと,適切な情報を投資者が得ることができない可能性が出てくる.監査担当者が変われば,癒着は置きにくくなるというのは理解できるし,そうすべきであると思う.企業と会計士はドライな関係,緊張感のある関係であるべきだ.「同じ会計士が担当する」ということの利点として,「効率がよい」というのは挙げることはできない.なぜなら,同じ担当者であっても年度が変われば隅々まで白紙の状態から見直す必要があるからだ.